長寿の理由

長寿の理由

戦前の日本は平均寿命が50歳に満たない位の国民が短命な国でした。 このような長寿を誇る国になったのはたった40年ほどの間のことなのです。

長寿の理由として最初にあげられるのが食生活でしょう。 戦前は日本の死因のトップは不十分な栄養状態で多くかかるといわれている脳卒中でした。

ところが1960年代以降動物性食品と油脂の摂取量が大幅に増加したことで脳卒中にかかる人が大幅に減ったのです。

また日本は動物性食品と油脂の摂取量が増加したからといって食生活全てが「欧米化」したわけではありませんでした。

米飯中心は変わらず、肉だけではなく魚や野菜もバランス良く摂り、豆腐や味噌など大豆製品も上手に使い、海に囲まれた国らしく海草類も多く摂るなど、日本独自の食生活を確立していったのです。

この日本独自のものは理想的な栄養バランスとなり、1日の総カロリー量はほぼ2000kcalと明治時代とほとんど変わらない数字を保っているのです。

食生活すべてを欧米化しなかったおかげで、欧米諸国が悩んでいる心臓病の増加ということには繋がらず、しかも脳卒中も減少、ということで日本が一躍長寿国になったというわけです。

その他にも「治安がよい」「戦争がない」「温暖な気候、火山が多く温泉がある」「医学の進歩」などがあげられます。

この「医学の進歩」によってもたらされたもう一つの理由が「乳幼児の死亡率が低い」「深刻な病気も治療で回復できる技術がある」ということでしょう。

平均寿命とは「ゼロ歳の時に何もなければ後何年生きられるか」というものです。 栄養状態の悪い国では子どもたちが成人できる確率はとても低いといわれています。

つまり乳幼児のほとんどがきちんと成長することが出来る日本では、おのずと平均寿命が延びるというわけです。 また深刻な病に倒れても医学の進歩によって救える命が増えてきました。

このことも理由の1つと言えるでしょう。

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長寿の国 日本

2009年7月 6日|

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