長寿の国 日本

日本人の平均寿命は3年連続で過去最高を更新

厚労省が16日に発表した「簡易生命表」によると、2008年の日本人の平均寿命は男性が79.29歳、女性は86.05歳だったとのことです。

男性は前年を0.10歳、女性は前年を0.06歳上回り、3年連続で過去最高を更新したとのことです。

厚生労働省によると、女性は24年続けて世界で最も長寿で、男性は世界第4位でした。

平均寿命に関しては、ある年齢の人があと何年生きるのかの平均を表したものなので、私たちの寿命が延びるわけではないのですが、これから生まれてくる日本人にとっては嬉しいニュースでしょう。

平均寿命に関しては、年金や教育、医療などとも密接に関係がある指標なので、頭の片隅に記憶しておきたいですね。

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2009年7月22日|

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長寿の理由

戦前の日本は平均寿命が50歳に満たない位の国民が短命な国でした。 このような長寿を誇る国になったのはたった40年ほどの間のことなのです。

長寿の理由として最初にあげられるのが食生活でしょう。 戦前は日本の死因のトップは不十分な栄養状態で多くかかるといわれている脳卒中でした。

ところが1960年代以降動物性食品と油脂の摂取量が大幅に増加したことで脳卒中にかかる人が大幅に減ったのです。

また日本は動物性食品と油脂の摂取量が増加したからといって食生活全てが「欧米化」したわけではありませんでした。

米飯中心は変わらず、肉だけではなく魚や野菜もバランス良く摂り、豆腐や味噌など大豆製品も上手に使い、海に囲まれた国らしく海草類も多く摂るなど、日本独自の食生活を確立していったのです。

この日本独自のものは理想的な栄養バランスとなり、1日の総カロリー量はほぼ2000kcalと明治時代とほとんど変わらない数字を保っているのです。

食生活すべてを欧米化しなかったおかげで、欧米諸国が悩んでいる心臓病の増加ということには繋がらず、しかも脳卒中も減少、ということで日本が一躍長寿国になったというわけです。

その他にも「治安がよい」「戦争がない」「温暖な気候、火山が多く温泉がある」「医学の進歩」などがあげられます。

この「医学の進歩」によってもたらされたもう一つの理由が「乳幼児の死亡率が低い」「深刻な病気も治療で回復できる技術がある」ということでしょう。

平均寿命とは「ゼロ歳の時に何もなければ後何年生きられるか」というものです。 栄養状態の悪い国では子どもたちが成人できる確率はとても低いといわれています。

つまり乳幼児のほとんどがきちんと成長することが出来る日本では、おのずと平均寿命が延びるというわけです。 また深刻な病に倒れても医学の進歩によって救える命が増えてきました。

このことも理由の1つと言えるでしょう。

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2009年7月 6日|

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健康増進法とは

生活習慣病の増加が社会的な問題となり、その対策として平成14年に国民の健康維持と現代病予防を目的として制定されたのが「健康増進法」です。

この法律では国民をはじめ国・地方公共団体・健康増進事業実施者(医療保険者、事業者、市町村、学校等)がそれぞれ健康増進に努めることを法的に義務づけたものです。

つまり国民の健康を国家統制のもとに置こうとする、異例の法律となっています。

私たちに馴染みがある内容としては、まず「受動喫煙の防止」があげられます。

これを定めた25条では「学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、受動喫煙防止策を講じなければならない」としています。

またその他の施設でも「バス・タクシー・駅・旅館・商店・金融機関・美術館」なども全面禁煙もしくは完全分煙を求める通達が出されています。

これによって不特定多数の人々が集まる場所では全面禁煙や完全分煙が実施され、喫煙者は肩身の狭い思いをすることになりました。

しかし受動喫煙でタバコを吸わない人にも害が及ぶことは確かなので、喫煙者にはマナーが求められることは仕方ないかもしれません。

それからもう一つ身近になった言葉が「メタボリックシンドローム」です。

平成18年に医療制度改革関連法が可決され、「医療費適正化のための総合的な推進」「新たな高齢者医療制度の創設」「医療保険者の再編・統合」などについて実施されることになりました。

特に注目されたのがこの「メタボリックシンドローム」です。

生活習慣病の増加によって急増している医療費を抑制するために、その元凶である脂肪を蓄えた肥満者を減らす必要が出てきたためです。

腹囲が大きく血液検査で異常値になった人をメタボリックシンドロームの該当者もしくは予備軍とすることと、これらの人に特定保健指導をおこなうことを健康保険者に義務づけています。

そのため、40~74歳の国民に対して平成20年度から特定健診事業を開始して、被保険者・被扶養者を対象にメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査及び特定保健指導の実施を健康保険組合に義務づけました。

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2009年7月 6日|

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健康寿命とは

平均寿命と並んで最近よく聞かれる言葉が「健康寿命」というものです。

この「健康寿命」とは、心身共に自立した状態で生き続けられる期間、つまり人の介護(介助)を必要とせずに自力で自立した生活が出来る生存期間のことを言います。

最近では単に長生きすることよりも質の高い生活をおくることが出来る期間を延ばしたいと思う人々が増えてきたことから、この言葉が重要視されてきているようです。

病気になって寝たきりになったり、病院のベッドで動けなかったり、また認知症などで自分が何をしているかわからない状態だったりしても、平均寿命には含まれます。

でもそういう状態で長生きすることを目指すよりも、自分の力で生活できることで長生きしていたい。

そう願う人が多いのは当たり前のことです。

「平均寿命」から「健康寿命」を引いた年数は介護を必要としている期間であると言えます。

男性の平均寿命が79歳、女性が86歳とします。

健康寿命が男性が約71歳、女性は約76歳ですから、その差は男性で8年、女性で10年です。

つまり8~10年は介護を必要とする期間、つまり何らかの病気で入院治療中か寝たきり、自宅療養などを余儀なくされているということになります。

これからはこの介護を必要とする期間を出来るだけ短くし、健康寿命を長くしていく努力が求められます。

健康寿命を延ばすための3つの大きなポイントは次の通りです。

・食生活

・運動の実践(有酸素運動・筋肉トレーニング・ストレッチ)

・ストレスなしで明るく前向きに、を心がける

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2009年7月 6日|

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平均寿命とは

日本は平均寿命世界一」といいますが、この「平均寿命」とはどういう意味かご存じですか?

平均寿命とは、ある年齢の人があと何年生きるのかの平均を表したもので、特にゼロ歳の時からの平均余命のことをいう言葉です。

つまり「生まれたばかりの赤ちゃんが、不測の事態が何もなければ生きられるだろうと予想された年月のこと」なのです。

今現在生きている私たちの寿命が延びているわけではなく、私たちの「平均寿命」は実はもっと短いのです。

日本の平均寿命が延びた主な要因は、「乳幼児死亡率の低下」「結核の死亡率の低下(抗生物質による)」「伝染病による死亡率の低下(公衆衛生の普及による生活環境の整備による)」といわれています。

最近では「生活習慣病(特に脳血管疾患)の減少による中高年層の死亡率の低下」も大きく影響していると言われています。

世界の平均寿命を見てみると、上位はほとんどが先進諸国で占められており、それも日本を除くとヨーロッパがほとんどです。

下位は主にアフリカ諸国で、30歳代という国もあります。 これはやはり衛生面の問題や医療の進歩状況などが大きく影響していると言えるでしょう。

環境衛生が極端に悪い場所では、約8割の子どもたちが乳幼児期に感染症等で亡くなってしまうそうです。

また戦争や天災などにより、多くの尊い命が失われる場合もあります。 平和な世の中、そして医療の進歩により、乳幼児期や老齢になってからも簡単に死ぬことがないという日本の環境が平均寿命を延ばしているのです。

しかし、その「長生き」の中身は必ずしも「健康なまま」というわけではありません。 寝たきりでも闘病中でも認知症でも、すべて「平均寿命の計算対象」となっているのです。

医療の進歩により寿命が延びているのですが、複雑な要素も含んでいるわけです。

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2009年7月 6日|

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高齢化社会の課題

これからますます高齢化が進む日本には、さまざまな問題が生じてきます。

例えば「核家族化」が今までより一層進み、高齢単身世帯や高齢夫婦世帯が増えることが予想されます。

家族の形も変化し、家族や女性で支えられていた介護問題も深刻化し、社会の問題として避けることの出来ない問題となってきています。

また高齢化が予想以上に進んでいくことによって、日本の社会保障制度の根本的な見直しも迫られています。

若年層が高齢者分の負担を強いられる今までの制度では破綻することが目に見えており、国の早急な政策が求められています。

それから生産年齢人口(16~64歳)の減少により労働力人口も減少します。

その影響をカバーしていくには若者や女性、高齢者の就業促進を図り、労働力人口減少を緩和させることが求められています。

また、地域別の人口高齢化にも変化が現れてきます。

これまで問題視されていた過疎地域の高齢化が今まで以上に進むと共に、大都市地域でも今後は急速に高齢化が進展し、都市型高齢化社会となり、新しい問題となると予想されています。

将来的には大都市圏の方が老年人口が増えると言われています。

この「高齢者増加」「少子化」「若年層の減少」、そして将来的な「人口の減少」を食い止め、将来の日本国民の暮らしを守るためにはやはり少子化を食い止めるしかありません。

少子化脱却、つまり出生数減少を食い止めるためにも効果的な少子化対策が求められます。

国家の人口減少を防ぐためには出生率が2.0以上が必要であると言われています。

高齢化社会の問題は、高齢者だけの問題ではありません。

各世代が自分の問題として捉え、考える必要があります。

もちろん国としても各方面の協力のもと、各省庁の枠を超えた行政の改革が求められているのです。

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2009年7月 6日|

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超高齢者社会の日本

「高齢社会」や「少子高齢化」という言葉、もう常識といっていいほど有名なものですね。

しかし実は日本は現在「超高齢社会」になっていることをご存じですか。

日本は1970年に高齢化社会、1994年に高齢社会、そして2007年には超高齢社会になりました。

言葉の意味は、高齢化社会=高齢化率7~14%、高齢社会=14~21%、超高齢社会=21%~(高齢化率とは65歳以上の人口が総人口に占める割合)です。

日本の少子高齢化の原因は、出生数が減り続ける一方で平均寿命が伸びて高齢者が増えているためです。

第1次ベビーブーム(1947~1949生まれ)と第2次ベビーブーム(1971~1974生まれ)の2つの世代にふくらみがありますが、その後は出生数は減少し続けています。

もうすぐ第1次ベビーブームの人たち(団塊の世代)が高齢者の仲間入りをするため、更に高齢化は進展します。

2005年と2020年を比べると、総人口は1割ほどしか減らないのに対して70歳以上の高齢者はほぼ倍に増えると言われており、その分社会的負担は急増すると予想されています。

高齢者急増による医療費負担の増大、年金、介護の問題、若年層の年金や保険料負担の増加、など様々な問題を抱えている超高齢社会・日本。

高齢者自身の医療費負担も増え、生活水準の低下に関わる問題にもなっています。

日本の高齢化は世界のどこにも類を見ないほどの速さで進行しているのです。

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2009年5月31日|

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日本人の寿命は世界一

日本が平均寿命で世界一の座についてから久しいですね。

世界保健機関(WHO)がまとめた2008年度版世界保険統計でも、2006年時点の日本の平均寿命は男女平均で83歳と世界一の座を守りました。

日本の女性は86歳で単独首位。(アンドラ・モナコが85歳で2位)男性は79歳で2005年に続き2位となりました。

(首位はサンマリノの80歳、同じく79歳でオーストラリアが日本と並んで2位)なぜ日本人がこれほどまでに長寿なのでしょうか。

まず挙げられるのは日本人の「食生活」です。

先進諸国の中でも脂肪摂取量がとても少なく、米飯中心、魚の摂取も多い、大豆製品も多く摂っていることは動脈硬化などの予防になっています。

それから医療制度の充実で、乳幼児の死亡率がとても低いことも要因の1つです。

国民全員が健康保険に加入する制度もあり、また高齢者に対しても医療制度はもちろん、健康診断も実施されていて病気の早期発見、治療に繋がっています。

また毎日のように入浴する習慣で清潔な環境にいることで感染症の予防にも繋がっているのではないか、と言われています。

ただ平均寿命が長いからといっても、この数字の中には寝たきりの方も認知症の方もすべて含まれているのです。

健康で長生きする、元気で充実した生活をおくりながら長生きするためには・・・

これからその方法についていろいろな視点からお話ししていきたいと思います。

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