衰えた表情に見える【たるみ】
たるみとは表情筋が衰え、皮膚に弾力がなくなったため起こる老化現象のひとつです。
衰えた表情筋が元通り強さと弾力性を取り戻すとたるみは消えるのです。
表皮のはっきりとしたたるみは、肌が何となく元気がない、しわっぽく見えるなど、肌に張りがない状態です。これは本来のたるみとは違います。
これは表皮の弾力のベースになっている真皮層の劣化が現れたものと、表皮の水分量の減少によるものの二つに分かれます。
真皮層の劣化の方はしわの場合と同じです。
水分量の減少は保湿・保護ケアを行い、角質層の潤いを取り戻すことです。
そして表情筋の劣化が原因であるたるみの場合、顔の筋肉にもストレッチ体操等を取り入れてみましょう。
顔の筋肉は心の状態に左右されやすく、無意識に緊張を強いられていることがあります。
緊張すると血管が萎縮し、血行が悪くなり、それが習慣になりやすくなるのです。そのため筋肉が退化していきます。
ストレッチ体操で緊張を解除し、適切な肌の管理、ケアをされたら早い改善が期待できます。
筋肉の復活は真皮層の構造物よりもはるかに再生スピードが速いからです。
筋肉が復活すると、たるみが原因で出来ていたしわもの改善も期待できます。
注意すべき事は、顔の筋肉はしっかりとしたマッサージはしてはいけないということです。
同時に、たるみに効果的な食品をしっかり摂ることも心がけたいです。
顔は筋肉や肌、すべてがとてもデリケートなもの。毛細血管もすぐに損傷します。強い摩擦は厳禁、滑りの良いクリームを使用してあくまで優しく接しなければなりません。
顔全体の印象さえ影響をあたえてしまう
たるみは顔の印象を大きく変えてしまいます。 いわゆる「老け顔」になりやすいのもたるみが原因かも。 顔全体の問題なので早く何とかしたいですよね。
たるみは肌のハリをなくし、しわにもつながります。 原因は紫外線による肌の酸化や水分不足、女性ホルモンの減少などが挙げられます。
たるみ改善に効果的な食品とは、女性ホルモンのバランスを整えるもの。
女性ホルモンといえば、そう、大豆イソフラボンですね。大豆そのものを摂るよりも、加工食品である豆乳や豆腐や納豆、きな粉などから摂る方が体内に吸収されやすいのです。
また毎日続けることを考えれば、加工食品の方が摂りやすいのは言うまでもないことですね。
大豆イソフラボンはフィトケミカルという機能性成分に分類され、その中でもポリフェノール類に属します。
ポリフェノール類の多くは吸収されやすい反面、水に溶けやすい性質を持っていますので、できれば毎食摂ることが理想です。
またイソフラボンは単品で摂るよりも、ビタミンEと一緒に摂る方が良いでしょう。