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からだの内側からのケア

今までは外側からのケア、洗顔や化粧品などのお話をしてきました。

 

美肌を目指すためのケアは内側からのアプローチも大切になってきます。

 

ターンオーバーを狂わせてしまう原因の中に、ストレスや食生活の乱れなども含まれるからです。

食事では肌代謝を促して粘膜を保護するビタミンB2やB6、皮膚の角化を防ぐビタミンAなどは必ず摂るようにしましょう。

 

ダイエットをしている時などは肉類を避けてしまいます。動物性タンパク質に含まれるアミノ酸も美肌のためには必要なものです。

 

ビタミンとミネラルは互いに結合しあって働くので、バランス良く摂ることが一番大切です。

 

そしてせっかく摂った栄養をきちんと体中に運べるよう、内蔵機能がしっかり働いていることも肝心です。

 

また、普段からお風呂では湯船につかってゆっくりと身体を温めること、また規則正しい生活をすることで内蔵機能も高まり、お肌の調子は良くなってきます。

 

もちろん肌の表面を常に清潔に保つことは言うまでもありません。ただし洗いすぎは厳禁です。

 

すすぎはしっかりと、そしてお風呂上がりには保湿をしっかりすることが大切です。

 

いくら洗顔や化粧品に気を遣ったとしても、生活が乱れていては何にもなりません。

 

美肌を目指すのならまず身体の健康を目指すこと、これが一番大切なことです。

 

美肌を作るためには、スキンケアだけではなく身体のケアも大切だというお話をしました。

 

しかし、それだけではまだ不足です。私たち人間には「こころ」というものがあります。

身体(肌)と心は密接に繋がっている、ということは、もうすでにご存じのことと思います。

心の健康は見落とされがち

いくら身体や肌の調子を整えても、心が健康でなければ身体や肌にすぐに悪影響が現れてくるものです。

 

仕事が上手くいかない、人間関係の悩み、疲労、ネガティブな思い・・・等はストレスとなって蓄積され、お肌にも身体にも悪い状態となって現れます。

 

また逆に言うと、お肌や身体の調子が良くない、ニキビが治らなかったり、目の下にクマができたり、胃が痛くなったり・・・こういう時は肌や身体が心の不調を訴えているのかもしれません。

 

つまり美肌を作るためには「心が安定した状態を保つこと」が大切になってくるのです。

 

たとえばNK(ナチュラルキラー)細胞という言葉をご存じですか?白血球の一種(リンパ球)で、免疫活動をおこなってくれる細胞です。

 

このNK細胞、私たちが「笑う」ことによって活性化し免疫活動が強化される、ということは以前とても話題になりました。

 

このような反応は肌も同じです。日々笑顔で過ごすことが出来れば、それは肌や身体にとって好ましい状態、肌や身体も健康でいられるのです。

 

皮膚は内臓の鏡という言葉を良く耳にします。私たちが美肌を作るためには、スキンケアの力だけではなかなか難しいものがあります。

 

肌は身体の一部、つまり身体全体が健康でなければ、お肌も健康で美しいものにはならないのです。

 

お肌にも身体にもやっかいな存在が活性酸素。これは体内でも作られます。

 

たとえば腸内で悪玉菌が増えると、活性酸素がどんどん作られて、体内を駆け巡り、あらゆる場所で悪影響を及ぼすのです。

 

悪玉菌が増える最大の原因は食生活にあります。悪玉菌はタンパク質や脂肪が大好きなので、そういう食生活に偏るとどんどん増えていってしまうのです。

 

そこで善玉菌を増やさなければならないわけです。それには乳酸菌を取り入れなければなりません。

 

乳酸菌の食物や飲料を摂ればいいか、と言えばそれだけでは効果的に増やすことが出来ません。

 

乳酸菌が好きな食物を摂取することで効率的に増やすことが出来ます。乳酸菌が好む食物類は糖質と食物繊維です。
スッキリに嬉しい雑穀ごはん
糖質とは五穀(米・麦・あわ・豆・きびまたはひえ)のこと、食物繊維は野菜・根菜類・豆類・キノコ類・海草類に多く含まれています。

 

これらは現代の食生活では不足しやすくなっています。

 

しかしちょっと意識すればすぐに摂取することが出来るものばかりです。お肌のためにも身体のためにも、食生活から見直すことが現代に生きる私たちには必要なことかもしれません。

 

女性の4割がポッコリに悩まされていると言われています。スッキリは身体の健康にも、またお肌の健康にも悪影響を及ぼします。

 

ニキビや吹き出物の原因のひとつはこのポッコリにあります。

 

ポッコリを解消して美肌を守りましょう。そのために必要なのは、まず運動をして腹筋を鍛えましょう。そして水分をたくさん摂る。

 

1日1.5リットルが基準です。水または健康にいいお茶など。清涼飲料水やコーヒー、紅茶などは含まれません。

 

きちんと三度の食事を摂る生活をしましょう。特に腸内で悪玉菌の元になる肉食はなるべく減らし、魚や豆類、穀物を増やし、食物繊維を多く摂ること。

 

善玉菌を増やすためには乳酸菌を摂るのが理想的です。特にアシドフィルス菌とビフィズス菌、このふたつの乳酸菌が含まれるものを摂るように心がけましょう。

腸は第二の脳

腸内に食物繊維がいつもあると、乳酸菌は居心地が良く、自動的に増えることになります。朝食後にはトイレに行く習慣をつけましょう。

 

こうした地道な努力を続けることによって、ポッコリ体質から抜け出すのです。

 

ポッコリとは一般的に排便が3日以上ない状態の事を言うそうです。ポッコリで悩む女性は多いですね。しかも恥ずかしくて誰にも相談できない・・・。

 

物事には良い面と悪い面の両方が共存しているのが一般的です。最近目の敵にされる喫煙に関しても、害は多く報告されています。

 

吸っている本人にとっては気分転換だったり、ストレスの解消だったりなにかしら利点があるものです。

 

他方、ポッコリに関しては利点が思いつきません。(強いてあげるとするとトイレの水道代が若干少なくなることぐらいでしょう。)

 

ポッコリの害としては、肌荒れや成人病、肥満、痔、腹痛、冷え症、腰痛、口臭など枚挙にいとまがありません。

 

更に、会社ではトイレを我慢したり、仕事中にお腹が痛くなって集中出来なくなったりすることも考えられます。

 

スッキリのためは、食事や運動を常日頃から気を付け、どうしても解消できないようなら初めて薬や病院に頼るのが最善ではないでしょうか。

 

日常の食事で実践しているのは、野菜ジュース、プルーンジュース、豆乳ヨーグルト、バナナ、イチジク、キウイ、豆類、などです。色々試しているのでどれが効いているのかこれだけ試しているとわからないです(笑)

 

「腸は第二の脳である」そうです。また、免疫にも深い関わりがあるようです。

 

風邪とかに良くかかるというのでしたら、まずは腸をケアしてみましょう。美肌とも関連はあるので腸を大切にしたいものです。